16.アグラへ向けて




翌朝、予定時間より早く起きた私は早々に荷造り終了。

友人Yはいつものごとく時間ぎりぎりまで爆睡。

そういえば、この友人Yと共に旅をするのは3度目だが、

今まで、一度たりとも、友人Yが私より早く起きたことってないなぁ。

 

ちなみに、私は寝起きが良いため、1年を通して、目覚まし時計を使うことは

ほぼ皆無に等しいのだ。

 

朝7時。さわやかな早朝。

大理石の豪華な廊下で意味もなくポーズをとって写真をとりつつ

レストランへ。

 

なんだか、久々にカレー以外の食事が食べられると思った。

朝食はバイキング形式でいろいろなものがある♪

オムレツをハムとチーズ入りで焼いてもらっている

間、食べ物を物色。

極力カレーとは対極にあるものばかりを選ぶ。→

 

さすがに朝食はガイドもいなくて、気楽に楽しめた。

朝食終了後、ホテルの庭を散歩。

この宮殿ホテル、昔はインドのマハラジャだか大臣だかの家だった

らしく、無意味に広い。

宮廷には、等身大の大理石のチェスなんぞが置いてあり、

当時のインドのマハラジャの力を垣間見ることができる。

 

散歩も堪能し、フロントに、ダブルロックを解除してくれと

頼み、部屋に戻る。

 

もうそろそろ、この宮殿ホテルともお別れか。

もう少しリッチな気分に浸っていたかったなぁ〜と思いつつ、

ロビーへ。

 

ガイド氏もさわやかに「オハヨウゴザイマース。今日ハ、タージマハールデスネー。

と言っていた。

 

そう!!!!

今日、やっと待ちに待ったタージマハールに対面できるっ!

 

 

宮殿ホテルを後にし、途中で風の宮殿で写真を撮るために車から降りる。

 

 

・・・・と、

 

うわぁぁ〜〜〜〜〜!!!

なんじゃ、このガキお子様たちはぁぁぁ!!

 

いきなり10人くらいの現地の子供に取り囲まれる。

彼らは手に手に、色々なみやげ物を持ち、それを、法外な値段で

売ろうとするのだ。

 

だぁぁぁぁぁっ!!!!うっとおしいぞぉぉぉぉ!!

 

本当に、しつこい。

こちらが何を言おうとも、洋服の裾を引っ張って話さないのだ。

 

しかも、「ジャパニーズ!!これ、センエン!!ヤスイー!センエン!

ヤスイー!カッテー、ミルダケー、タダー、カッテー

 

っつーか、見るだけがタダなら買わなくてもよかろう。

子供たちは、いろいろなものを見せ付けてくる。

中には、多分インドのものと思われるエ〇本を見せ付けてくるお子様もいた。

う〜〜〜〜む。なぜ、私達にそれを売ろうと思うのだね?

さっぱり、意図が理解できん。

 

取り囲む子供達を薙ぎ倒し振り切り、写真を撮ってさっさと車に退散。

 

ジャイプルの街を出て、またまた

馬やノラ牛、らくだの走っている高速道路を特攻隊の如く疾走し

タージマハールのあるアグラへ向かう。

 

それにしてものどかな風景。

はるか向こうには、ノラ牛たちが池で沐浴をしている。

・・・・・

 

・・・

 

 

?!

 

 

 

!!!!!

 

お〜〜〜、新たなる動物発見。

 

熊っ〜〜〜!!!!

だが、気のせいだろうか。

なんだか、




熊がタバコを吸っていたような・・・・。

まさかね。

 

 

インドノ熊ハ、タバコヲスイマース

 

うぅ。仕込まれている。

 

熊も大変だな。まぁ、金は払えないけど。

 

車に揺られること5時間あまり。

 

やっと、3つ目の都市、アグラの街に入る。

 

やっぱり、インドはどこも同じね。

相変わらずノラ牛天国。

 

っつーか、ノラ牛、邪魔。

人間も、車の怖がらないし。

そういえば、最近テレビでアメリカのハイウェイかどこか忘れたが、

牛が大暴走してニュースになっていたが、

そんなことニュースにするくらいなら、

インドはニュースだらけになってしまう。

他にも、動物はそこらじゅうにいる。

イノシシの親子も、豚の親子も、カワイイんだけど、

そんなにノロノロ道路を横切らないでくれ!

 

とりあえず、アグラの街に到着。

まず、ホテルに入って、昼ごはんをとってから、

タージマハールを見に行くということで、ホテルに直行。

 

早速チェックインを済ませて、食堂へ。

いいかげん、カレー以外のものが食べたいと言ったら、

今日は、チガウ種類ノ、カレーデース

とおっしゃる。

どう違うのだろうか・・・・・?

 

ガイド氏が言うには、材料が違う

との事。

 

・・・はぁ。

結局カレーかぁ。

もう飽きたなぁ。ナンなんて、食べる気しないし。

 

とりあえず、あずきのカレーと豆腐のカレーとライスに

手を付けて、昼食、終了。

友人Yは、しっかりナンも食べていたが、私は、もう、脂っこいものを

受け付けなかった。

ちなみに、1日目だけは、私もがんばって右手だけで食事をとったが

あまりにも難しく、断念。

普通にナイフとフォークで食事。

イスラム教徒のガイド氏は、ひたすら野菜のカレー。

 

インド人って、これだけカレーを食べ続けていて飽きないのだろうか?

ちなみに、インドには基本的には麺類は無いらしい。

 

はぅ。私には、耐えられないかも。

 

食事中もひたすら、ガイド氏、隣に座っている友人Yに、

今夜ガ、サイゴデスネー、サビシイデスネー」と言っている。

そう、私たちは、明日の夜は深夜3時にホテルを出発なのだ。

まぁ、ガイド氏にとってみれば、今夜がラストチャ〜ンス★

なのであろう

 

う〜〜〜ん、なにやら、必死さが伝わってくるね♪

おもしろいわぁ。

っと眺めていると、友人Yはひたすら、愛想笑い。

 

・・・・・・ガイド氏、報われないわね・・・・・(泣)。






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